市場の動向

Pocket

トラクターやコンバインの出荷台数動向を見てみましょう。昭和50年代には500万台を大きく上回っていた農機具市場ですが、年々出荷台数は減少し、平成19年以降は100万台を割るようになりました。元々、農機具自体の耐久性が20年以上と高いという背景もあって、国内での新車出荷は緩やかに下降カーブを描いている状況です。

農機具のうち、特に小型機の市場が著しく縮小しています。平成16年の2万5,000台強から、およそ2万台を下回る程度まで減少してしまいました。大型の農機具は農業法人のように大規模な農家が購入することが多いです。しかし、小型機を購入する人の多くは小規模な農家と考えられます。したがって、小型機の市場が縮小しているのは、高齢化や営業不振のあおりを受け、廃業してしまう農家が増えてしまった結果かもしれません。

今後も国内での新車出荷台数は減少が続く見込みです。ただし、農業に参入したいと考える若者の数も一定数いることから、中古の農機具の買取市場は高い水準を保っています。また、海外へ輸出する需要もあることから、今が農機具を高く手放すチャンスです。新しい農機具を購入するための代替えや、農家を廃業するから売却を検討しているなら、早めに買取を依頼しましょう